若々しく生きる

若々しく生きる

近頃は、サプリメントの広告を見ない日はまずありません。

そのほとんどが高齢化社会の影響でしょうが、衰えてきた身体的な欠陥を補完することを謳っているものがほとんどです。

 

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「最近、若い頃のように無理が利かなくなった!」とつい愚痴がこぼれてしまう声に比例して、うちの家でもサプリの種類がドンドンと増えていっている様な気がします。(笑)

それに反して、最近では「人生100年」という言葉も、頻繁に聞かれるようになってきました。

確かに医学の進歩により、平均寿命は男女共に伸びていっているようです。

話しは飛びますが、「平均寿命」とは、「実際に亡くなった人の年齢の平均値」ではないそうです。
調べて見ると、「今年生まれた子が何歳まで生きるか」を予想した値で、その年の死亡率がこのまま変わらないと仮定した上で、その年に生まれた子どもがその後何年生きるか推計したものが「平均寿命」だそうです。つまりは、0歳児の平均余命(へいきんよめい)なのですね。不勉強でした。

話しを戻して、もし平均的に100歳まで生きるとしたら、今までのような感覚ではなくて、人生設計そのものを再考する必要があるような気がします。

弊社でも、多くの女性スタッフが頑張ってくれていますが、その平均年齢は約42歳です。(女性は年齢の話しには関心が高くて、一歳でも多く間違うととんでもないブーイングが吹き出します。(笑))ということは、100歳にはまだ生きて来た倍以上生きなければならないことになります。

女性ですから、見た目の容姿には大いに関心を払うのは解るのですが、それ以上にこの後の五十数年間をどの様に生きて行くのかが大切なことのように思うのですが、あまりそのような事は考えてはいないようです。

この年齢に関する話題が出たときには、常々、ただ単純に肉体的な「若さ」にこだわらないで、自分の心のありようとして、毎日をピチピチと「若々しく生きる」考え方を持つことが重要であることや、「年齢に関係なく、あなたの人生は毎日が新しく生まれ変わっている」ことに気付く生き方ではないかというお話しをします。

肉体的な「若さ」は間違いなく衰えて行きます。しかしながら、若い頃は誰でもがそうだったように、自分自身の可能性に挑戦してピチピチと生きてきたハズです。

昨日の自分と同じではなく、毎日生まれ変わって、今日も新しい人生を始めているという実感を持ちながら生きること、そして自分の可能性を追求し続ける生き方を「青春」と言うのであるならば、幾つになっても「死ぬまで青春」であり続ける生き方というのはどうでしょうか。

「若く生きる」こだわりを捨てて、「若々しく生きる」考え方を持ちたいものです。

 
 
 
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