変えられる自分と未来
「他人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来」とか「自分が変われば回りも変わる」という、自己啓発のカウンセラーがよく使われる言葉のお話しをします。
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意識が変われば、態度が変わる。
態度が変われば、行動が変わる。
行動が変われば、習慣が変わる。
習慣が変われば、人格が変わる。
人格が変われば、運命が変わる。
運命が変われば、人生が変わる
とは、アメリカの心理学博士、ウエインWダイアー先生の言葉だそうです。 これらのフレーズは、あなたも何回か耳にされたことがあるのではないでしょうか。 つまりは、意識が変わると、本当に人生を変える事ができるというお話しです。
では、どうやってこの意識を変えれば良いのでしょう?
「意識を変えるためには、感謝から始めなさい。」と、よく言われています。
すべてのことに感謝せよ!
感謝が出来れば、謙虚になれる
謙虚になれば、反省が生まれる
反省が生まれば、間違いなくあなたの意識は変わる!
私はここに、大きなヒントがあるように思います。
今までの自分ではなくて新しく生まれ変わるためには、本来は「反省」からスタートするものでしょうが、しかしながら人間の業というか性(さが)というのか、なかなか素直には反省が出来ないものです。
でも不思議なことに、「感謝」という行為は、案外抵抗なく素朴にできるものです。
ロンダバーン女史の「ザ・シークレット」の中の引き寄せの法則の中にも、「感謝の石」というストーリーが出て来ます。
また、聖書の中にも「全てのことに感謝せよ!」というフレーズが出て来ます。
そして、このような言葉もあります。それは、上記の逆説的な意味なのでしょうが、
感謝が出来ない人は、意識は変えられない。
感謝できずに、自分に与えられている多くの恵みも当たり前にしか感じられず、
それでも不足をぼやいている人は、不遜になる。
不遜な道を歩んでいる人は、傲慢の道を歩む。
傲慢な人生を歩む人は、不幸な転落の人生しかあり得ない。
しかし、転落の人生であっても感謝が出来さえすれば、
そこから新しく生まれ変わることが出来る。
というものです。
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自分の理念の確立
私に教えて下さった先生も、「人は環境を変えようとするが、自分を変えようとはしない。」と仰っておられました。
これは、相手の変化ばかりを求めて、自分の頑なな心を変えようとしない様を表現されているのでしょう。
他人さんを変えるのは難しいし、過去の出来事も変えることは出来ない。
先ず自分が率先して変わることが大切で、
そのことによって回り回って自分の未来も変えることが出来るという含蓄のある言葉です。
しかし、自分が変わろうとすることは自分のそれ迄の生き方を変える訳ですから、
それなりの苦痛が伴います。
ですから、自分が変わらなければと決断をするその時は、かなり深刻な問題が発生したか、
回りから何度も同じ様な叱責を受けたといった重要な出来事があることが多いのではないでしょうか。
ひょっとしたら、自分自身が大嫌いになってイヤでイヤでたまらなく感じているかも知れません。
または、変わりたくないと駄々を捏ねているかも知れません。
自分が擦り切れてチビくれて、もう自分では無くなっていく思いをしているかも知れません。
更に、自分の尊厳もプライドもズタズタに切り裂かれているのかも知れません。
しかしながら、新しい生き方を選択することは、今までの生き方を否定することではありませんし、
これまでの経験の全てがダメであったのではなくて、今の気づきの準備のために必要だったと信じることです。
自分が変わろうとするときに最も大切なことは、 それは、 単純に相手に迎合して変えるのではなくて、
今の自分のどこをどのように変えれば良いのかという、ハッキリとした「意識」「意志」を持つことです。
ついつい、「すべては自分が悪い!」と考えがちで、そのために相手の好みにすり寄る方向に変えようとしてしまいがちになります。
でもそれは、まったく違います。安易な、自分の心の弱さです。
自分が仕合わせに生きて行くための核になる考え方、つまり「自分の理念」の確立をしなければなりません。
これを毎朝、新しい日が始まり生まれ変わるチャンスの度に、自分で確認することです。
こうして、常に自分を見つめ直し、見つめ続けることによって間違いなく生まれ変わって行きます。
そのことによって、「自分が変われば回りも変わる」ことを実感出来る日々を過ごせるようになり、
「自分の未来は、間違いなく変えることが出来る」ことも確信出来るようになるのではないでしょうか。
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