気付くことの大切さ
このところ、人の前でお話しをさせて頂く機会が増えました。
「なにか若い人たちにとって役に立つようなお話しを・・・。」とのご依頼を頂いたら、その時には決まって<気付き>についての話しをさせて頂いています。
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この<気付き>というのは、うっかりすると見逃してしまいそうな普通のことなのですが、
人が生きていく上で人生が変わってしまう位に、非常に重要な意味を持つ事柄だと思うからです。
特に若い時代に、この何げない<気付き>の重要性に気付いて頂きたいと切に願うからです。
私も若い頃、「気付きのない奴は成長せん!」と、よく叱られたものです。
その時は、何を言われているのかも解らなかったものですが、
紆余曲折の様々な経験を繰り返すことによって、
今度は私がそのようなお話しをさせて頂く立場になっていました。
しばしば、やる気やモチベーションを上げるために尻を叩く勉強会などを
してきましたが、なかなか成果が上がりませんでした。
ほとんどが、その場限りのものでした。
しかしながら、人間は誰しも、人から教えられたことは忘れてしまいますが、
自分自身がみずから、「なるほどなぁ-!」と心の奥底から納得し、
心に刻まれた<気付き>は永遠に忘れないものです。
気付きは連鎖する
テレビのあるコマーシャルで、勉強をしている子供が、「あっ、解った!!」と、
一瞬、晴れ晴れしく顔を赤らめて、鉛筆を握りしめたこぶしを、もう一方の
手にポーンと打ち付けるシーンがありました。
まさに<気付き>の瞬間です!
その場面がとても好きで、「あぁ、この子はこのあと、同じような問題が出てきても
きっとスラスラと解けるようになるんだろうな。」って、ニタニタしながら見ていました。
「なるほど!なるほど!!こういうことだったんだぁ~!」
誰にでも、こういった経験はお持ちだと思います。
これが<気付く>ということなのです。
<なるほどの心、八方に広がる!>とは、どなたの言葉かは存じませんが
ひとつ気付くと、次から次へと今まで解らなかったことが氷解してきて
どんどんと<気付きの連鎖>が生まれてくるという意味です。
この言葉との出会いも、
その後の私の人生にとって、とても大きな<気付き>となりました。
若い時代にこの言葉に、<なるほど!>と気付かされたことは、
私にとっては一生の宝物です。
『 気付き続ける 』へ続く
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