結婚の出合いについて
「出会い」というと、一般的に思いつくのが<結婚>ということではないかと思います。
我が社にも結構独身の男性や女性がいまして、みんな独身貴族を謳歌しているようです(笑)。
少子化が言われて久しいのですが、早婚だった私からすれば、
なんで結婚して子供をもうけないのだろうと不思議な気がします(笑)。
また、年頃の息子、娘を持つ親達は、「そうやねん!うちの子供も全然その気がないみたい・・・!!」と、
お昼休みにはそんな話しで賑やかなことです。
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そのほとんどの理由が、「良い出会いがナイ!」と言う答えが返ってきます。
婚活サイトや出会い系サイトが溢れている今の時代に、
本当にそうなんだろうか?との単純な疑問が湧いてきますが・・・。
その逆に、女性の場合、子持ちのシングルマザーつまりはバツイチのママ達も沢山います。
大抵が二十歳前後の、随分若い時代に結婚した女性達です。
若気の至り(失礼)と言ってしまえばそれ迄ですが、
きっと自分の人生観や価値観が定まらない間に結婚してしまったのではないかと思うのです。
昔の人は、男性は28歳以降、女性は24歳以降が結婚の適齢期としていた
という話しを聞いたことがありますが、きっとそれは、男性も女性も、
自分の生き方が大体固まってくる年齢を指しているように思います。
もちろん人によって、自分の価値観が安定する時期の違いはあり、
当然、年齢だけで決めつけることは出来ないでしょうが、
若すぎる年では男女共に価値観がコロコロと変わってくるのでしょう。
端的な例を言えば、小学校時代にステキな人だなと思っていても、
高校生になると、「なんであんな人を好きになったんやろう・・・?」という思いは、
誰しも体験していることではないでしょうか。
それと同じ様なことが、早婚されたケースで起きているのではないかと思うのです。
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夫婦の間でもホウレンソウ
何故そういったことが起きるのか?
私の経験からのお話しですが、
特に男性は、否応なしに社会に出て仕事をすることを義務づけられています。
そこでは、お客様や上司から叱咤されることでいやおうなく学ぶ機会が増えて、
好むと好まざるとに拘わらず成長せざるを得なくなります。
片や女性は出産をすると、いきおい家にいる期間が長くなり、自分を成長させる機会が極端に減ってきます。
すると、出会った若い頃は、お互いの価値観がピタッと合致していたものが、
次第にズレが生じてきて、そのうちにもう相手がなにを考えているのか
分からなくなって見失ってしまうのだろうと推測しています。
また反対のケースとして、それまではうまくやっていた結婚生活が、
奥様が働き出すことによって、人生に目覚めるというか、今までの遅れを取り戻すかのように成長して行って、今まで共有していた価値観と大きなズレが生じてきて、ドンドンと隔たりが出来てしまい、離婚に至るケースもよく目にします。
お互いの価値観や人生に対しての思いが、
同じスピードと同じ方向で進んでいけば何ら問題はないのでしょうが、
片方が片方の成長に追い付かない時や、進んで行く方向が違ってくると、
相手を見失ってしまい、共に「なにを考えてんの・・・?」との不信感につながり、
結果として離婚ということになってしまうのではないでしょうか。
その不幸を避けるために重要なことは、
毎日(毎日ですよ)の変化に対しての「両者の価値観の突き合わせ」が必要なのだと思います。
文章にすると難しく感じるかも知れませんが、なんのことはない、とりとめのない「夫婦の会話」で十分です。
毎日の何げない会話の積み重ねで、お互いの変化が分かり合えるのです。
そしてそのことで、お互いが一緒に成長していくことに繋がっていくのです。
これは、離婚を経験した私の実感で、
同じ失敗を二度と繰り返さないための、結婚生活の重要な要素だと思っています。
もし今、あなたの結婚生活に黄信号が点滅を始めているのなら、
折角の「出合い」を得られた二人なのですから、
どこがどう違うのかをじっくりと話し合ってみられたら如何でしょうか?
そして、その違う部分がハッキリしたら、感情的にならないようにして
それをどの様に改善して行けばよいのかを提案しあってみて下さい。
人間関係のこじれとは、えてして「一方的な思い込みでの決めつけ」が
原因である場合が多いですから・・・。
これらは夫婦間の問題だけでなく、ビジネス社会においても「報告・連絡・相談」(ホウレンソウ)という言葉がある位に、情報を共有し合うことでミスを無くし、「自分の意志を伝える」「相手の言い分を聞く」といった、職場の人間関係の基本とされていることでも肯けます。
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